泉州水なす・水なす漬の北野農園 北野農園の感謝メッセージ

なにわ伝統野菜 貝塚澤なす

澤なす


もしかしたらもう出会えなかったかもしれない、そんな品種のナスなんです。400年以上前の室町時代には大阪泉州地域にすでに存在していた「ミヅナスビ」。古くから奈良、京都の都市近郊農業として栄えてきた大阪泉州の地の治水、土、農業技術と共に当たり前に愛されてきた「貝塚澤なす」のこと。泉州絹皮水茄子(泉州水なす)が生まれ約70年、それよりもずっと長い400年もの間、美味しいからこそ、泉州の土壌にフィットしたからこそ続いてきた品種。大量消費時代に完全に姿を消した泉州固有のロングライフシードを復活させ、皆様にも日本固有の種の味を知っていただきたい。そんな情熱でいっぱいです。


澤なす

北野農園代表が就農した2008年頃から泉州水なすの原種の探求が始まり8年後の2016年に水なす博士森下氏の紹介から新潟県長岡市の土田氏との出会い、貝塚澤なすの復活が実現しました。
2022年に開催された幻の水なす馬場なすフォーラムがきっかけとなり馬場なす生産者畠氏、難波りんご氏と共に非常にハードルの高い、大阪府なにわ伝統野菜への申請、認証へといたりました。

澤なす特徴


貝塚澤なすの特徴は色々ありますが、やはり瑞々しさと皮の薄さは絶品です。果肉が緻密でゆっくりと漬かっていきます。


澤なす


私たちの想いは、泉州地域の先祖が守ってきてくれた種を100年後の未来の子供たちにつなぐことです。そのために私たちができることは毎年しっかりと種を取りつないでいくことだと思っています。


↓貝塚澤なす復活の軌跡をご覧いただけます。

澤なす




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